日常清掃とは、日ごろより頻繁に行う清掃のことを指します。
コロナウイルス禍において、トイレや手洗いでの衛生管理の
重要性について再認識することとなりました。
大半が接触感染と飛沫感染であり、病原体が自分の手を介して体内に入ります。
ですが日常生活やトイレ内行為において何も触らないというのは不可能です。
まずは、感染リスクの明らかに高い湿式清掃を乾式化し
手指衛生のため薬用液体石けんの設置が緊急課題です。
乾式清掃と湿式清掃の違い
湿式清掃は、床に水を流しデッキブラシなどで、水を流す清掃方法です。
「ぬれた」状態になりやいため、菌の繁殖を促してしまいます。
乾式清掃は、モップなどで床の汚れを拭き取る方法です。
湿式清掃より水を使用しないので、乾燥した状態で清潔感を保ちやすいです。
乾式と湿式の応用~オンロケーション・オフロケーションについて~
オンロケーションとは、ひとつのモップを一つの場所で、洗いながら使いまわす方法です。
この方法では、モップとバケツがひとつづつで済むので導入コストが安いですが、モップが汚れるごとに一回ずつ洗わなければならず、非効率的で、かつ、ウイルスを停滞させやすくなり、感染症を蔓延させてしまう可能性があります。
一方、オフロケーションではモップがよごれたら、先端部分を交換するので手間がかからず、なおかつバケツで洗う必要もないので素早く乾燥させることができて衛生的です。